75年前の今日、8月9日午前11時2分。真夏の空にさく裂した一発の原子爆弾により、長崎の街は無残な姿に変わり果てました。
人も動物も草も木も、すべてが焼き尽くされ、15万人が死傷し、なんとか生き延びた人々も心と体に深い傷を負い、今も放射線の後障害に苦しみ続けています。
原爆は、人間が人間らしく生きる尊厳を容赦なく奪い去る残酷な兵器なのです。
犠牲となられた皆様のご冥福をお祈りするとともに、
平和への祈りを込めて、黙祷をささげます。