力を抜くことは重要です
力を抜く…？？
格闘技やスポーツの世界では力を抜けと良く言われていると思います
じゃあ実際にどうやって力を抜けばいいのか？
先日お話させて頂いたとある師範代のお言葉
古の日本の柔術から延々と流れている発想は
我力を捨て、敵の力を以て勝ち 不然して吾力を頼み、我力を出す心あらば勝利不全 と見せて頂き
その意味を訳して頂きました
力を出そうとせずに敵の気を取り扱えば、敵は力が余ってひとりで倒れるという
これは敵の力を利用して勝つものである すなわち柔能く剛を制すとはこのことだという
リラックスするつまり力を抜くこと
それはまた気を出すこと あるいは臍下の一点に気を鎮めること
力を抜く…とは実は力をつけるよりむずかしい
力をつけるのは毎日欠かさず筋トレをし続けたら確実に筋肉が増える
でもその力を発揮するにはリラックスし平常通りのパフォーマンスが本番では必要なわけで…
人間は長時間緊張していると集中力がなくなりうまくいかない
よく 休んでいますかとか
ずっと働いてたのだからひと月ぐらい温泉に入って 体を休めたらどうか？と心配されたりする
しかし
私はそれを断り 闘える精神状態と体力維持 インプットすることにしている
気がゆるむことを恐れているから
気がゆるんで虚脱状態になると人は病気になりやすい（風邪やコロナ 大病など無縁）
それまで第一線でバリバリ活躍していた人が
引退しトレーニングをしなくなったり
隠居をすると急にボケたり覇気がなくなったり体が弱ってしまうのも
気を出す目的を失い虚脱状態になってしまうからなんだと思う
力を抜くとはそういう意味ではない
力を抜いたり入れたりしないと
いざ本番…ってときに集中できずプレッシャーで
本来の力を発揮できない
どうしたらいいか？と常に考えトライし頭も体も手入れをし自分が最大のパフォーマンスを
繰り出すことが出来る術
そういう知恵や力は年とともについてくる
ヤり続けていれば・・・ね
その知恵力に着目し力を抜くことを覚えた方がいい
だから今日も…
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