リオデジャネイロオリンピック
100m走 準決勝11位 10秒05 オリンピック日本最高記録と
4×100mリレー 2位銀メダル第一走者 日本新記録 アジア新記録 など素晴らしい記録と我々の記憶にも残っている一方で
これまで数々の怪我などの困難を乗り越えさらにはコロナ禍とその度に強くなってきた選手
ミスター逆境 山縣亮太選手がついに日本人4人目の9秒台スプリンターの仲間入りを果たしました
おめでとうございます!
しかもライバルに先を越された山縣選手は仲間入りを果たしただけではなく「日本記録保持者」にまで上り詰めました
凄い!凄すぎる!!
これまで日本のエースと称されながらなかなか記録を手に入れられなかった選手が名実ともに日本スプリント界の頂点に立ちました
「9秒台をずっと出したいと思って走ってきた。今日出せて良かった。いつも近くで支えてくれるチームメイトがすごく力になった。」
その言葉には山縣選手にしかわからないさまざまな思いが乗っていた
山縣選手と言えば10年以上自分流を貫きコーチを付けずに活動を続けている選手で現在 彼を支えているのはマネージャーとトレーナーのみ
山縣選手は常日頃から
「一流のコーチの人たちの所に行きたいな、行った方がいいんじゃないか、その方が記録伸びるんじゃないかと思う自分もいる」と思っていた
その一方でコーチを付けることは「誰かが作り上げてきた理論を僕の体で実践してるだけでそれで走って出た結果は自分のものなのか?これをぶらしちゃったら自分じゃなくなるんじゃないか?」と自分流にこだわる理由を語っていた
9秒台を意識し始めてから8年。早くから注目を集める存在だっただけに「重い十字架を背負っている」と話したこともあった
2017年に桐生祥秀選手が日本人選手で初めて9秒台に突入してからサニブラウン・ハキーム選手、小池祐貴選手にも先を越された
さらに腰や背中、肺気胸、足首の靭帯断裂などアクシデントの連続
並みの選手ならもう続けられないとくじけてしまっただろう
大学時代からコーチを付けずに一人黙々とトレーニングを積んできた孤高のスプリンターが名実ともに、日本スプリント界のエースに駆け上がった
9.95 日本記録保持者に
6月10日が28歳の誕生日
20代後半に差し掛かりアスリートとしてはあきらめてもおかしくない場面は何度も何度もあっただろうに
それでも
「日本選手権で3番に入って、五輪の権利を得たい。勝負を五輪だと思っているので、そこに向けてがんばりたい」と 前を見 努力し続けここまで来た
悲願の9秒台は成し遂げられました
さあ次はもう1つの悲願 五輪のファイナルをつかみにいこう!!
今回の日本新記録はタイムだけでなくここまでヤり続けた精神力と自分を信じ続けた信念といつも支えてくれた仲間に感謝する力の結晶の賜物だと思います
素晴らしい!おめでとうございます!そして感動をありがとうございます!!
我々も信は力なりで今日も
松本から全国へ信州から世界へ
花をより身近に夢と希望と笑顔をすべての人へ