この上限規制によって発生が予想される諸問題や影響を総称するのが 2024年問題です
2024年まで残り半年余
物流ドライバーさん不足で花が届かない頼んだ荷物が届かない事態や
店頭に商品が届かないため品薄状態になるなど危惧されています
物流ドライバーさん不足をクリアするには労働条件の改善が必須
(給与や休日数や休憩時間や福利厚生などなど)
来年4月以降はこれまで1人の物流ドライバーさんが運んでくださっていた荷物は
残業時間の制限により複数のドライバーさんで運ぶことになります
それだけ多くの物流ドライバーさんを確保できるのか?
確保出来なければ頼んだ荷物は運べません
その他の企業は2019年4月から
我々のような中小企業でも2020年4月から時間外労働の上限規制が年720時間になってます
それよりも物流ドライバーさんは240時間(月平均20時間)も長い上限規制にも拘わらず対応が厳しいと言われてます
収入の方も全産業の年間平均所得額が489万円に対して
大型車の物流ドライバーさんは463万円 中小型車では431万円で
全産業に比べても5~10%も低いのが現状で
年間賃金を年間労働時間で単純に割ると全産業の時給は2315円だが
大型車の物流ドライバーさんは1820円 中小型では1735円にしかならないのだという
この数字からも物流ドライバーさんは長時間働いているのに収入が少ないことが分かります
物流トラックドライバー不足は深刻です
生産性が変わらなければ
これまで1人のドライバーさんが年間960時間を超える時間外労働でようやく運んでくださっていた荷物は
来年の4月以降は他のドライバーさんが代わって運ばなければならなくなります
Amazonや楽天などの小売市場ではネット通販の利用が拡大中で
ネット通販では宅配が必要不可欠
物流ドライバーさん不足をいっそう促進することになります
コロナが収束した今
この1年で多くの商品が値上がりしました
さらに今後も値上げが予定されております
値上げの理由として挙げられるのが原材料の価格や物流費の高騰
それでも トラック運賃はさほど上がっていないのだという
運賃が上がらなければ経費(人件費やその他販管費)も上げられない
物流ドライバーさんなくして今の日本の全産業は成り立ちません
多くの諸問題
物流ドライバーさん達の労働条件を改善して
ドライバーさん不足を解消しなければ来年荷物が運べなくなるかも知れない
だから今日も…
花を通じて全従業員とその家族を幸せにする会社であるために
人々の暮らしに必要とされる会社であるために
地域の発展と社会に貢献する会社であるために
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